アメシロ対策に、農薬でなく「天敵」を!
2010年 09月 03日
今夏、鶴岡ではアメシロが異常発生しています。特にマチナカ。

「行政でも積極的に動いてほしい!」という声も多く寄せられています。
以下、市役所担当者との議論も踏まえて、どうアメシロに対処していくべきか、私見を述べます。
ご意見ご感想、お待ちしております(^_^)
☆今年の状況
市街地:例年よりも、明らかに大量発生している。
郊外地:天敵の鳥や虫が豊富なためか、大量発生している場所は少ない。
☆「アメシロ」とは?
アメリカシロヒトリの略。戦後、アメリカから入ってきたといわれる。
発生時期は年に2回。「1化期」は初夏。「2化期」は晩夏。
桜や柿などの葉っぱを枝だけになるまで食い荒らし、糞による汚れがヒドイので、害虫として嫌われている。
但し、人体にはほとんど無害。
☆「共同防除」=農薬散布の現状
長年に渡って、町内会・自治会ごとに恒例行事としてアメシロ共同防除=樹木への農薬散布を行なってきた歴史があります。
しかし平成15年、農林水産省から【住宅地等における農薬使用について】という通知が出されて以降、鶴岡市でも徐々に実施する自治会が少なくなってきました。旧・鶴岡市のデータで見ても2割以上減っています。
☆適切な対策は?
なんといっても、早期発見&対処が重要!
石川県金沢市で推奨されているように、「巣網」を発見次第、枝を切り落とさないとアッという間に広がります。
岩手県盛岡市のように、農薬による防除を推奨している自治体もありますが、住民の健康を考えると、なるべく農薬散布をしないで済むように対処すべきでは。
人体にほとんど害のないアメシロに過剰反応して農薬をバンバン撒くのは、「安心・安全」を求める視点からもアンバランスだと思います。
今回調べた中でもっとも共感できたのは、東京都江東区のアプローチです。
これぞ、「森林文化都市」を標榜する鶴岡市が目指すべきアプローチだと考えます。
行政が積極的に旗を振って、各自治会などにも呼びかけ、市民のアメシロへの意識・取り組みを変えていく活動が必要でしょう。アメシロへの関心が高まっている今がチャンス(^_^)
そして来年春、1化期が訪れる前に「巣網の段階で剪定しましょう!」とPRすれば効果的では。
☆どうしても農薬散布したい皆さんへ・・・
現在も鶴岡市では、動力散布機を無料貸し出し中。結構空いてるらしい。
なんと、農薬とガソリンも無料!
町内会名義で借りれば、有志だけでの散布もOK。
長野県上田市【アメリカシロヒトリ防除に伴う農薬を使用される皆様へ】などを参考に、よく準備してから行なってください!
★問合せ:鶴岡市役所 0235-25-2111「アメシロ本部」まで

「行政でも積極的に動いてほしい!」という声も多く寄せられています。
以下、市役所担当者との議論も踏まえて、どうアメシロに対処していくべきか、私見を述べます。
ご意見ご感想、お待ちしております(^_^)
☆今年の状況
市街地:例年よりも、明らかに大量発生している。
郊外地:天敵の鳥や虫が豊富なためか、大量発生している場所は少ない。
☆「アメシロ」とは?
アメリカシロヒトリの略。戦後、アメリカから入ってきたといわれる。
発生時期は年に2回。「1化期」は初夏。「2化期」は晩夏。
桜や柿などの葉っぱを枝だけになるまで食い荒らし、糞による汚れがヒドイので、害虫として嫌われている。
但し、人体にはほとんど無害。
☆「共同防除」=農薬散布の現状
長年に渡って、町内会・自治会ごとに恒例行事としてアメシロ共同防除=樹木への農薬散布を行なってきた歴史があります。
しかし平成15年、農林水産省から【住宅地等における農薬使用について】という通知が出されて以降、鶴岡市でも徐々に実施する自治会が少なくなってきました。旧・鶴岡市のデータで見ても2割以上減っています。
平成15年
第1〜6学区 102組織のうち80組織が実施 =78.4%
その他の地区 187組織のうち63組織が実施 =33.7%
合計 289組織のうち143組織 =49.5%
平成21年
第1〜6学区 102組織のうち47組織が実施 =46.1%
その他の地区 149組織のうち24組織が実施 =16.1%
合計 251組織のうち71組織が実施 =28.3%
☆適切な対策は?
なんといっても、早期発見&対処が重要!
石川県金沢市で推奨されているように、「巣網」を発見次第、枝を切り落とさないとアッという間に広がります。
岩手県盛岡市のように、農薬による防除を推奨している自治体もありますが、住民の健康を考えると、なるべく農薬散布をしないで済むように対処すべきでは。
人体にほとんど害のないアメシロに過剰反応して農薬をバンバン撒くのは、「安心・安全」を求める視点からもアンバランスだと思います。
今回調べた中でもっとも共感できたのは、東京都江東区のアプローチです。
「害虫を殺すと同時に、天敵である野鳥や上位の昆虫も殺して」しまう農薬になるべく頼らず、「剪定による防除、フェロモントラップ誘引剤による防除、コモ巻き、巣幕などによる除去、巣箱設置による野鳥捕食促進」などの方法を複合的に使っていく。
そして何よりも、害虫の天敵となる野鳥や上位の昆虫(カマキリ・ハチ・トンボなど)、クモがたくさん生息できる自然環境を作っていくことが重要である。
これぞ、「森林文化都市」を標榜する鶴岡市が目指すべきアプローチだと考えます。
行政が積極的に旗を振って、各自治会などにも呼びかけ、市民のアメシロへの意識・取り組みを変えていく活動が必要でしょう。アメシロへの関心が高まっている今がチャンス(^_^)
そして来年春、1化期が訪れる前に「巣網の段階で剪定しましょう!」とPRすれば効果的では。
☆どうしても農薬散布したい皆さんへ・・・
現在も鶴岡市では、動力散布機を無料貸し出し中。結構空いてるらしい。
なんと、農薬とガソリンも無料!
町内会名義で借りれば、有志だけでの散布もOK。
長野県上田市【アメリカシロヒトリ防除に伴う農薬を使用される皆様へ】などを参考に、よく準備してから行なってください!
★問合せ:鶴岡市役所 0235-25-2111「アメシロ本部」まで
by tanaka-tsuruoka | 2010-09-03 00:02 | 課題・問題 | Trackback | Comments(2)
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
>iwanoさん
ご感想&ご指摘、感謝いたします。
「農薬使用にリスクがあるという視点がまずは必要」、まったく同感です!
この夏、かなり多くの市民が「行政でバンバン農薬を撒いて、気持悪いアメシロを退治してくれればいいのに!」と思っているフシがあります。
まずは「農薬散布による防除にはリスクが伴う」ことを共通認識にした上で、鶴岡市としてはどんな方針で対処していくべきか議論していきたいなぁと(^_^)
今後とも宜しくお願い申し上げます!
ご感想&ご指摘、感謝いたします。
「農薬使用にリスクがあるという視点がまずは必要」、まったく同感です!
この夏、かなり多くの市民が「行政でバンバン農薬を撒いて、気持悪いアメシロを退治してくれればいいのに!」と思っているフシがあります。
まずは「農薬散布による防除にはリスクが伴う」ことを共通認識にした上で、鶴岡市としてはどんな方針で対処していくべきか議論していきたいなぁと(^_^)
今後とも宜しくお願い申し上げます!

