2012年 03月 21日
議員全員協議会。 |
午前の予算特別委員会に続いて、午後は【議員全員協議会】でした。
行財政改革大綱の第二次実施計画と、鶴岡市総合計画の24〜26年度実施計画の2つを議題として、当局の説明も含めて、たった1時間半。議論を深めるには余りにも短い時間です・・・
1)行財政改革大綱の第二次実施計画
「行政のカウンターパートナーの育成・支援」という項目があります。耳慣れない言葉なので説明しておきますと、、、
カウンターパートナーとは「対等の立場にある相手」という意味。今回の用法では、行政がパートナーシップを結ぶ相手になり得る、実力と安定感を備えた民間の組織や団体を指しているのでは。産業面では商工会議所や商工会、スポーツ面では各競技の協会などがあたるでしょう。
行政と対等な立場で議論のできる民間的な組織・団体。これから基本設計や管理運営計画を策定していこうとする鶴岡市の新文化会館に必要なのは、正にコレでしょう!
しかし現状の鶴岡市において、誰がカウンターパートナーになり得るのか。既存の芸術文化協会は、平均年齢が高い一般ユーザーの集まりなので、ちと荷が重い。もっと幅広い世代で構成され、さまざまな分野の専門知識を持つメンバーも含めた、市民有志による組織が必要ではないでしょうか。僕は「新文化会館を考える会」を通じて、そんな組織を育てていきたいと考えています。
計画の中では「関係団体の基盤強化に向けた支援を行う」とだけ記述されていたので、適切な役割分担と協働のあり方についても検討する、という内容を追加するよう求めました。
市民と行政のコミュニケーション向上のために、パブリックコメント(意見公募)の積極的な活用、各種審議会の委員選定にはなるべく公募枠を設けること、ホームページやメール配信の充実などが挙げられています。ささやかではあるけれど、一歩前進。
2)鶴岡市総合計画の24〜26年度実施計画
この「実施計画」は、平成30年までの「総合計画」の推進のため、向こう3年間に実施するべき主な施策を明らかにするもの。毎年度、見直し・更新しています。
今回の見直しでの3本柱は「災害に強いまちづくり」「経済雇用対策の推進」「新たなエネルギー対策の推進」。特に、地域エネルギービジョン策定や再生可能エネルギーの普及促進などのエネルギー対策が目を惹きます。経済雇用対策の中でも「今後成長が期待される環境エネルギー分野の産業」の振興が謳われていたり。実現には、民間と行政のパートナーシップが必須ですね。
おや? このページは前からあったっけ?
→ 鶴岡市:エネルギー政策関連情報
さて、懸案の《子ども読書活動推進計画》策定についての記述がないので質問すると、「山形県でも第二次の計画を昨年12月に策定したところ。鶴岡市としても、来年度にはメドをつけたい…」と教育長。もし本当にヤル気があるならば、実施計画にちゃんと位置づけ、じっくり審議して策定するべきではないでしょうか。
「学校図書館の聖地」と呼ばれる朝暘第一小学校の校長も務めておられた難波教育長だけに、読書のまち・鶴岡にふさわしい計画を期待したいものです。
行財政改革大綱の第二次実施計画と、鶴岡市総合計画の24〜26年度実施計画の2つを議題として、当局の説明も含めて、たった1時間半。議論を深めるには余りにも短い時間です・・・
1)行財政改革大綱の第二次実施計画
「行政のカウンターパートナーの育成・支援」という項目があります。耳慣れない言葉なので説明しておきますと、、、
カウンターパートナーとは「対等の立場にある相手」という意味。今回の用法では、行政がパートナーシップを結ぶ相手になり得る、実力と安定感を備えた民間の組織や団体を指しているのでは。産業面では商工会議所や商工会、スポーツ面では各競技の協会などがあたるでしょう。
行政と対等な立場で議論のできる民間的な組織・団体。これから基本設計や管理運営計画を策定していこうとする鶴岡市の新文化会館に必要なのは、正にコレでしょう!
しかし現状の鶴岡市において、誰がカウンターパートナーになり得るのか。既存の芸術文化協会は、平均年齢が高い一般ユーザーの集まりなので、ちと荷が重い。もっと幅広い世代で構成され、さまざまな分野の専門知識を持つメンバーも含めた、市民有志による組織が必要ではないでしょうか。僕は「新文化会館を考える会」を通じて、そんな組織を育てていきたいと考えています。
計画の中では「関係団体の基盤強化に向けた支援を行う」とだけ記述されていたので、適切な役割分担と協働のあり方についても検討する、という内容を追加するよう求めました。
市民と行政のコミュニケーション向上のために、パブリックコメント(意見公募)の積極的な活用、各種審議会の委員選定にはなるべく公募枠を設けること、ホームページやメール配信の充実などが挙げられています。ささやかではあるけれど、一歩前進。
2)鶴岡市総合計画の24〜26年度実施計画
この「実施計画」は、平成30年までの「総合計画」の推進のため、向こう3年間に実施するべき主な施策を明らかにするもの。毎年度、見直し・更新しています。
今回の見直しでの3本柱は「災害に強いまちづくり」「経済雇用対策の推進」「新たなエネルギー対策の推進」。特に、地域エネルギービジョン策定や再生可能エネルギーの普及促進などのエネルギー対策が目を惹きます。経済雇用対策の中でも「今後成長が期待される環境エネルギー分野の産業」の振興が謳われていたり。実現には、民間と行政のパートナーシップが必須ですね。
おや? このページは前からあったっけ?
→ 鶴岡市:エネルギー政策関連情報
さて、懸案の《子ども読書活動推進計画》策定についての記述がないので質問すると、「山形県でも第二次の計画を昨年12月に策定したところ。鶴岡市としても、来年度にはメドをつけたい…」と教育長。もし本当にヤル気があるならば、実施計画にちゃんと位置づけ、じっくり審議して策定するべきではないでしょうか。
「学校図書館の聖地」と呼ばれる朝暘第一小学校の校長も務めておられた難波教育長だけに、読書のまち・鶴岡にふさわしい計画を期待したいものです。
by tanaka-tsuruoka
| 2012-03-21 16:40
| 議会活動