2015年 04月 08日
鶴岡市も「ふるさと納税」に本格参戦! |
鶴岡市でも、ようやく2015年4月1日から「ふるさと納税」に本格参入します!
→ ふるさとチョイス:山形県鶴岡市
下の写真は、返礼品のほんの一部です。
5年前、鶴岡市議会2010年3月定例会での一般質問で取り上げた際には「大変厳しい経済雇用情勢の中、税金を納めてくださっている市民の皆様との均衡を保つという観点から、節度を持って感謝の気持ちをあらわすため、お礼状と観光パンフレット、それから市勢要覧等の送付といたしております」との答弁でした。鶴岡らしいといえば鶴岡らしい姿勢だけれど、「ふるさと納税」は、寄附した人の居住地が損をする仕組みです。ぼーっとしている自治体はどんどん税収を減らし、その分が他の自治体に回る。ああ、失われた5年間。
それでも、東京圏に全人口の3割弱が集中し、三大都市圏で全人口の5割を超える現状では、都会から田舎にカネを流す効果があると考えられます。
【ポイント制で大人気 ふるさと納税、自治体の知恵】の記事によれば、2014年度のふるさと納税No.1は、12億7884万円を集めた長崎県平戸市。人口は32171人(wikiによる)なので、住民一人当りは39751円。
2位の佐賀県玄海町は9億3206万円だけれど、人口が5968人なので、一人当りは156176円。
更に3位の北海道上士幌町に至っては、人口4924人で9億1098万円。驚愕の185008円/人!
今年度の予算総額が82億円弱という上士幌町にとって、ふるさと納税がもたらした9億円のインパクトは計り知れません。
この5年間で、先行者利益は汲み尽くされています・・・ 今年度から本格的に取り組む鶴岡市は、周回遅れの自覚をもって、平戸市などのノウハウに学んでいくべし。
全国の皆さん、魅力あふれる返礼品に加えて、加茂水族館のペア入場券も付いてきます。宜しくお願いしまーす!!!
★参考記事を2つ紹介します。
ふるさと納税のメリットを受けるのは誰?
【考察】ふるさと納税では、誰が得をして、誰が損をするのか2015
→ ふるさとチョイス:山形県鶴岡市
下の写真は、返礼品のほんの一部です。
5年前、鶴岡市議会2010年3月定例会での一般質問で取り上げた際には「大変厳しい経済雇用情勢の中、税金を納めてくださっている市民の皆様との均衡を保つという観点から、節度を持って感謝の気持ちをあらわすため、お礼状と観光パンフレット、それから市勢要覧等の送付といたしております」との答弁でした。鶴岡らしいといえば鶴岡らしい姿勢だけれど、「ふるさと納税」は、寄附した人の居住地が損をする仕組みです。ぼーっとしている自治体はどんどん税収を減らし、その分が他の自治体に回る。ああ、失われた5年間。
それでも、東京圏に全人口の3割弱が集中し、三大都市圏で全人口の5割を超える現状では、都会から田舎にカネを流す効果があると考えられます。
【ポイント制で大人気 ふるさと納税、自治体の知恵】の記事によれば、2014年度のふるさと納税No.1は、12億7884万円を集めた長崎県平戸市。人口は32171人(wikiによる)なので、住民一人当りは39751円。
2位の佐賀県玄海町は9億3206万円だけれど、人口が5968人なので、一人当りは156176円。
更に3位の北海道上士幌町に至っては、人口4924人で9億1098万円。驚愕の185008円/人!
今年度の予算総額が82億円弱という上士幌町にとって、ふるさと納税がもたらした9億円のインパクトは計り知れません。
この5年間で、先行者利益は汲み尽くされています・・・ 今年度から本格的に取り組む鶴岡市は、周回遅れの自覚をもって、平戸市などのノウハウに学んでいくべし。
全国の皆さん、魅力あふれる返礼品に加えて、加茂水族館のペア入場券も付いてきます。宜しくお願いしまーす!!!
★参考記事を2つ紹介します。
ふるさと納税のメリットを受けるのは誰?
【考察】ふるさと納税では、誰が得をして、誰が損をするのか2015
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by tanaka-tsuruoka
| 2015-04-08 15:16
| 課題・問題